皆さんは、夢や目標を実現させるために、どのようなことをされていますか?
今回は、誰でも持っている「紙」と「ペン」さえあればできる簡単な方法『パブリック・コミットメント』をご紹介します!
パブリック・コミットメントとは?
『パブリック・コミットメント』とは、心理学者のクルト・レヴィン氏が提唱した方法です。
自分の叶えたい夢や達成したい目標が実現する可能性が上がる、とても簡単で効率的なテクニックです。
『パブリック・コミットメント』のやり方はとても簡単です。
まず、「将来はこうなりたいです!(夢)」や「これからこんなことをします!(目標)」ということを、ペンで紙に書きます。
そして、家族・友人などに紙を見せて内容を伝える、たったこれだけです!
この方法は、紙とペンでなくても構いません。
LINEで誰かに報告しても良いですし、TwitterやFacebookなどのSNSで不特定多数の人に公表しても良いでしょう。
とにかく、自分の夢や目標を周囲に伝えることが大切なのです。
『パブリック・コミットメント』を成功させるコツ
それでは、『パブリック・コミットメント』を成功させるために、知っておくべきコツについても説明します。
実現可能性のある夢や目標を設定する
「夢や目標は大きく」とは言いますが、努力すれば確実に成功できるレベルに設定しましょう。
「億万長者になる!」のような実現不可能な夢や目標をたてても、無理だと思うとモチベーションは上がりません。
たとえば「毎日 2時間は勉強する」や「毎月 1万円は貯金する」など、維持できるような高すぎず低すぎない目標にしましょう。
夢や目標は具体的に決める
たとえば「ダイエットする!」と掲げても、ゴールを定めていなければ意欲は出ません。
「体重を〇〇kgまで落とす」や「週に3回はランニングする」のように、できるだけ具体的にわかりやすく設定しましょう。
どうして『パブリック・コミットメント』は有効か
『パブリック・コミットメント』はとても手軽に実行できますが、どうして夢や目標を実現できる可能性が上がるのでしょうか。
目標を立てたとしても、自分の心の中だけで留めていると、実現させるのは難しくなります。
途中で諦めたりハードルを下げたりしても、誰かにバレたり怒られたりしないからです。
しかし、家族や友人に夢や目標を伝えることで、宣言したことがウソにならないように努力しようと働きます。
このように、発言や態度を一貫して同じように保ちたい心理のことを一貫性の原理といいますが、これを利用するワケです。
夢や目標を書きだすことの他のメリット
夢や目標を文字にして書き出すことには、他にもメリットがあります。
自分の頭の中で思っていることを文字にするということ自体にも、とても重要な意味があります。
自身の考えを文字にすることで、それを客観的に見直すことができるようになります。
さきほど、夢や目標は具体的に設定した方がよいと言いましたが、文字にすることでより明確に意識することができるのです。
おわりに
今回は、『パブリック・コミットメント』という心理テクニックについてご紹介しました。
紙とペンがあれば実行できますし、SNSで宣言するだけでもとても効果がありますので、ぜひ試してみてください。
あなたの夢や目標がかなうことをお祈りしています!
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上、夢や目標を実現するための紙とペンの効率的な使い方とは? パブリック・コミットメントの解説でした。